| 第22回全国操体バランス運動研究会 |
| 開催報告(奈良) |
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第22回全国操体バランス運動研究会・全国操体技術交流会が10月15・16日に、奈良で開催されました。 今年のテーマは、『一人一人が“生き方を見直す”―自分の感覚が教えてくれること―』でした。参加者は600人を越え、会場である奈良文化会館国際ホールを埋める盛大な大会となりました。 第一日目 |
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一般講演 沖縄県浦添市役所職員上江洲晃さんから「行政からみた操体法」と題して発表いただきました。として知られる沖縄の実態を厚生労働省の調査結果を基に解説されました。市が率先して操体法の普及と指導に取り組んで、県民の健康づくり、医療費低減に効果をあげていることを紹介されました。 |
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大会長講演 北村翰男氏から「“操体法”を生活に活かそう!! 」と題して講演がありました。 身体は自然の法則に反することや規則性を乱すことに対して“警告信号”を表す。その警告信号(症状)について想いを巡らせてみる、身体を動かして感じてみる、“自然治癒力”を日常的に自分が関わるべき対象として考えたり感じたりし“自らの中”に在るということを“実感”することが重要である。この考え方と感じ方が快く一体化していないと、本当の健康も幸せも、そして平和さえもないのではないか、ゆえに操体法を基にした“万人に通用する生命観”を育成することが重要な課題である。というものでした。 |
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特別講演 日本初の宇宙飛行士、日本科学未来館館長の毛利衛氏 人間も他の野生動物と同じく、本能に基づく「自然への気づき」を持っている。人間は他の生命と違う方向で生き延びるために「気づき」を磨いている。その違いとは文化である。「生き延びる」ということは「個人が生きる」ということばかりでなく、生命として「次の世代にさらに種として繁栄するようにつなげる」のが本質である。実に多くの社会の決まりごとは新しい世代に有利なように工夫されている。私たち大人に課せられるのは、真善美への「気づき」という文化活動を系統的に次世代に伝え、さらに拠り良い能力を持つ若者たちを、社会として支え伸ばすことである。というものでした。 |
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シンポジウム 早稲田大学大学院教授石井智康氏を座長に迎え、「“自然の法則にかなった生き方”の探求」というテーマに沿って、3人のシンポジストから講演をいただきました。 信州口腔外科院プラントセンター所長で松本歯科大学教授の北村豊氏から「自然との共生・共存の道を学ぶ」と題して講演いただきました。青年海外協力隊としてマレーシアへ行かれたときの先住民との生活、医療を通した体験をもとに、生きるための知慧についてお話いただきました。 「自然史食事学」著者で神奈川大学理学部教員の松本丈二氏からは、「自然の歴史から食を考える」と題して講演いただきました。人間が長い時間をかけて進化してきた「自然史」に沿った食事学と、現代の栄養学の問題点について論じていただきました。 肥田式強健術研究会会長の富田高久氏から「呼吸法により心身を拓く」と題して、講演いただきました。呼吸法による内臓を含めた心身の鍛練法の解説と私達に本来備わっている感性、能力への気づきの必要性についてお話いただきました。 最後に座長の石井智康氏から“生き方の智慧” “食事のあり方” “呼吸のもつ可能性”についてシンポジウムテーマに沿った総括がなされ、パネルディスカッションへの橋渡しがなされました。 |
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パネルディスカッション 座長に使い捨て時代を考える会代表の槌田劭氏を招き、パネラーとして、シンポジストの北村豊氏、松本丈二氏、富田高久氏、大会長北村翰男氏と共に「“自然の法則にかなった生き方”の探求」をテーマに会場を巻き込んだ熱のこもった討論がなされました。会場からの質問では「食」に関するものが特に多く、日々の食べ物に対する関心の高さがうかがえた。総括で槌田劭氏は「私達は厳しい自然環境を生き抜いてきた先祖の能力を受け継ぐエリートである」「危機に直面した時、適切な五感の感性に導かれて生き抜いてきた実績を持っている」という観点から私たちのあるべき“生き方”の探求の必要性、意義が述べられました。 |
| 北は宮城県から南は沖縄県まで、東はカナダからと操体法を実践している学校教諭、市役所福祉課職員、医師、薬剤師、鍼灸師、柔道整復師、セラピストと11人の様々な職種の方を講師に迎え、操体法の実技を中心に講習会が行われました。参加者は300人を越え、会場である奈良女子大学第1、第2体育館共に、にぎやかな活気のある交流会となりました。2つの体育館全体に11人の講師を配して、1時間ごとに講師を変えて、3回違った実習講義を受けられるという方式でした。実技講師とテーマは以下のとおりでした。 |
| 実技交流会 |
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中尾亨氏(中尾はりきゅう治療院院長):身体運動の基本法則 比嘉幸子氏(浦添市職員操体法研究指導員):操体法で転倒予防 石井康智氏(早稲田大学大学院教授):姿勢と動診を考え直す 嘉陽春人氏(カナダ操体法クリニック院長):歪みの検査法と連動システム 須永隆夫氏(木戸クリニック):生活に活かす操体法 平野相徳氏(おぐら整骨院院長JATAC公認トレーナー):身体が柔らかくなる操体法 山本久美子氏(長崎商業高校養護教諭):保健室でできる操体法 渡辺勝久氏(神戸東洋医療学院講師):スポーツに活かす操体法 丸住和夫氏(堀川病院リハビリ室):皮膚からのアプローチ 北村翰男氏(奈良操体の会代表、奈良漢方治療研究所所長):自分の感覚の活かし方
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