活動の出発点


 人間は自然界の一員であり「動物」であることに間違いはない。自然界で共生・共存するには、人間を「特別視」したり「特権階級」と観る『考え』には極めて致命的な落とし穴がある。回答文が入ります。
 考えに絶対視する判断や対応は、その「立場」によっても違いを生じ、その時点での見識による「良い」か「悪い」かの評価に帰する。今、生態系に起こっている諸問題も、ある時点で良かれと考えて行われたことではあるが、後になって問題が発覚し確認されたことが多々ある。
 極論を言えば、「医学」がこのまま突き進むなら、医学によって人類が滅ぼされるという事態さえあるということを想定しておかなければならない。それは、人としての生き方を見直すことをせずに、「病気にならない、自然に死なせない」なんていうことを追い続けるとしたら、地球は他の生き物との共生共存を許さなくなる。
 「医学」に限らず、「産業」や「政治」や「教育」も同様の責任を負っている。
もしも、人間中心の考えや生き方を「改めるきっかけ」があるとすれば、次の二つしかないと私は考えています。

・人類生存の危機を肌で感じること
・個々の「原始感覚」に「快適な対応」をみんなが実践し, 人の考えによって作り上げられてきた「社会制度・システム」「技術・技術の産物・考え」等々をみんなで見直すこと

 私は、願わくば後者であることを願って、このような事をさせていただいています。
今、自然界は人間も含めた「全ての生命体と調和する生き方」を、人間に「緊急課題」として突きつけている。
 自然の摂理にかなった生き方を主旨とせず、ただ「知ってる」だけでは「無知」にも増して害を及ぼす。共に取り掛かりませんか。


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