月例公開講座のお知らせPRIVACY POLICY
- 操体法 第493回公開講座『痛みがぬける ゆるやか操体法』
この公開講座は毎月1回開催し、かれこれ40年になります。
本当にいろいろな人のご支援があったればこそと、深く感謝いたしております。
さて新年度を迎えるにあたり、「公開講座の改革」を行います。
■試み1. まず最初に“講師(教える人)”と“受講者(教わる人)”と言う関係性をぶっ潰します。
※私自身が、「操体法」の伝承者としてこれで良いのかと見直しました。
自分自身の飾り物を外してみて思ったことは、これ以上ではない、これ以下でもない〕という事。
また、〔日々試行錯誤する自分〕を、〔あるがままの自分〕として曝け出し、“どう在れば、改善が図れるか? ”を、一緒に観察し、一緒に考察し、共に試行錯誤させていただきます。
■試み2. 従来の常識や社会の枠組みを外して、【今生きている自分自身】を観察してみます!
※現状の社会には、時代を積み重ねてきた人間の想いと行いの産物が満ち、そこに生じた問題は、その産物の中から選択をする傾向を帯び、専門家の管理下で行われる傾向にあります。
※その為、苦痛や不都合を感じれば“問題”とみて、専門家に依頼(依存)する傾向が強まり、苦痛や不都合を感じなければ“問題でない”と扱い、「当事者」としての自覚が欠乏する傾向にあります。
➡からだや社会や自然の変化の尺度には、古来個々の感覚による「主観的尺度」と、科学的確認による「客観的尺度」があり、尺度が「主客顚倒」していることに気づいていただきたい。
➡前者は、固有の感覚ではあり【動物に共通】のモノサシであるのに対し、科学的確認は【人間特有】のモノサシであり、このモノサシの使い分けを、身をもって体感・体得して戴きたい。
■試み3. “見方”を変えると、一連の〔見え方・捉え方・対応・関係性等〕が変わる事に気づこう!
※症状が目立つように至り、
日常生活等に支障をきたすようになった状態を問題と観てきた。
行動の結果として現れる“違いを問題”として観ると、〔病気・専門家・診察・診断・治療〕へと、専門家主導の細分化された道へと入る。
※症状の種類・自覚部位・自覚程度等いろいろと違いはあるが、いのち(からだ)の反応性と、その“反応の方向性”に着目すると〔元気・自分自身・観察・判断・自律〕へと、一人ひとりが拓く道へと入る。
※今年度より、前半を「基礎・基本に重きを置く内容」後半を「生き方や介助に重きを置く内容」の2部制にしてみます。
【日時】令和4年3月20日(日)
■ 12:55 ~ 受付 (基礎基本クラス・ 実践応用クラス)
※受付カードに、「講師に希望する事」を事前に記入して提出していただきます。
※「記号を書いたカード」を回収し、今回の講義の焦点を確認します。
■ 1:10頃 ~ 2:10 「基礎・基本に重点を置く内容」
■ 2:10頃 ~ 2:45 ティータイム (お茶を飲みながら、何でもOK)
■ 2:45頃 ~ 3:45 「基礎・基本に重点を置く内容」
■ 3:45頃 ~ 4:00 「身体の基本法則に適った運動」
(立位・椅座位・臥位の内から一種を選択)
■ 4:00 ~ おわり、後片付け
※今回受講して“好かったこと”、次回に“改善してほしいこと”を、カードに記入して提出して戴きます。
★コロナ禍前に4:30 ~ 7:00開催していました「研究会」は、皆さんが安心して参加できる見通しが立つまで「公開講座」の中での、質疑応答として行わせていただきます。
【会場】 奈良市中部公民館 3階 視聴覚室
〒630-8228 奈良市上三条町23-4
TEL 0742-26-6506
【講師】 北村翰男
【参加費】 500円
【対象】 どなたでも、自由に、参加していただけます。
★腰痛・肩こり・関節痛・筋肉痛・・・自分でも、何とかしたいと想っている人も可